河内小阪の現状
東大阪市の河内小阪を知ってますか。近鉄奈良線の小阪駅は東大阪でも布施駅とともに戦後早いうちに賑わった地域だそうです。大阪樟蔭女子大学や大阪商業大学の最寄り駅としての役目があります。住宅街が広がる地域ですが最近は高齢化で駅前商店街の賑わいが無くなったりしています。
近鉄奈良線の小阪駅の平均乗降者数は平成2年ごろは2600名余でしたが、令和元年は1400名余と減少しています。準急も止まる主要駅ですが八戸の里駅に乗降者数で抜かれてしまいました。
司馬遼太郎記念館
春先になると河内小阪周辺で菜の花がよく咲いています。司馬遼太郎さんの小説「菜の花の沖」にちなんで河内小阪駅と八戸の里駅から記念館まで菜の花ロードが作られるからです。
近鉄が再開発
小阪駅の北側の近鉄が所有する不動産が建て替えの時期に来ていて新たな駅前ができることになっています。注目するところはその規模です。近鉄の中期計画によると小阪駅前には近鉄ビルが5棟あり、その広さは13000㎡もあります。今後どんな不動産ができるかはわかっていない(令和3年4月現在)のでなんとも言えませんが期待しています。
近くに長瀬川
個人的な感想ですが川が流れている地域が好きです。河内小阪駅の西側に長瀬川が流れています。最近では水質が良くなり鯉が泳いでいます。長瀬川沿岸の整備もすすみました。長瀬川沿いの菱屋西周辺は高級住宅地が広がっています。
小阪稲田線開通
河内小阪駅前から大阪枚岡奈良線(産業道路)をつなぐ小阪稲田線が令和3年2月に開通しました。車で河内小阪駅北側にアクセスするのが便利になりました。開通地域の沿道に商業施設が立地するのを期待します。
周辺地域発展論
河内小阪の周辺地域が賑わっていることも期待しているところです。河内永和からおおさか東線で行けば新大阪までより便利になりました。学生に人気がある近畿大学も近くにあります。八戸の里駅と若江岩田駅の間に新しくモノレール駅ができる予定です。周辺の地域が発展すると引きつられて河内小阪も賑わいを取り戻せればいいと思います
もともと河内小阪周辺は住宅地として人気のある地域でした。最近でも古くからある家が取り壊されるとすぐに新しい家が立っている印象があります。駅前の商店が活気を取り戻せば魅力が増すでしょう。楽しみにしています。それではまた。
コメント