大阪の住吉が好き@第二話

好きな町

 大阪の住吉が好きでよく歩き廻っています。

 *住吉大社の東側

 *南海高野線の住吉東の西側

 *長居公園通りの北側

 *阪堺電車上町線の南側

 を囲む地域を歩き廻っていると町並みが少しほかとは違うことに気がつきます。住吉大社の周りに神社仏閣が集まっていることもありますが、景観保存がされているようです。

 大阪市の「まちなみ修景補助制度・補助金交付制度」を利用してHOPEゾーンとして指定されていたそうです。町並みの景観を保存するために補助金が出ていたそうです。

 大阪市内でHOPEゾーンとして指定されている地域が、「空堀地区」、「平野郷地区」、「田辺地区」、「天満地区」、「船場地区」があるそうです。私もよく歩き廻っているところです。

 ちなみに住吉区にある住之江味噌という名物味噌を作っている池田屋本舗の住宅は大阪府の登録有形文化財に登録されているそうです。

 登録文化財は国が指定する文化財とは性格が異なっています。後世に価値を伝える必要がある文化財の中でもその規制が緩く登録という形で保存するのが特徴だそうです。そして登録物が一番多いのが大阪府だそうです。その理由として大阪府の文化財保護に熱心な担当者がいたのが理由と言われています。

 私の好きな長屋住宅も大阪で登録の実績があるそうです。その地域のある時期に多く建てられた長屋住宅が時代の変化とともに数が少なくなり、昔の時期の景観を残すために登録されたそうです。

 阿倍野区:寺西家阿倍野長屋

中央区: 西川家長屋

が長屋住宅として登録されています。確かに大阪でも長屋の数は少なくなっています。

 大阪の住吉は大阪の平野部でも高台にあたる「上町台地(実は、上町台地の北の端に大阪城がある)」の南側部分です。帝塚山古墳辺りが一番標高が高く、住吉地域も高台にあたります。よく観察すると住吉大社から下り坂になっている道があることがわかります。

 住むのに適した土地という意味で「住吉」と名付けられたそうです。

 高齢世帯が増え、空き家になると売りに出されることよくある地域でもあり、よく物件の内見にいきました。ポツリポツリと古い住宅が取り壊され新しい家ができて少しずつ町並みが変わっていくでしょう。

 

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