中古の長屋住まい
私がはじめて買った家は中古の長屋でした。戦前につくられた古い長屋ですが全然気になりませんでした。小学校3年生まで古くて狭い長屋に住んでいましたし、その次引っ越した家も長屋だったからです。
はじめて私がこの古い長屋を買った決め手は近くに新しく駅ができる噂があったからです。今考えるとこの家を買ってよかったと思っています。噂ではなく本当に新しい駅ができました。駅前は新しい建物ができて便利です。
中古の家を買ったこともお買い得に買えてよかったと思います。買った直後は借金がありましたが10年ぐらいで完済しました。
買って住み始めてからもずっとこの家をどうしようか、ずっと迷っていました。完済後は売って違うところに新築の家をまた建てようか、それとも修繕してながく暮らそうか、どうしようか。毎年路線価を調べ土地の値段を気にしていました。
新築にこだわらなかったことも良かったと思います。中古だからと言って機能面ではあまり気になりません。新築を買わなかったことで金銭的や時間的な面で余裕が生まれました。
不動産投資
その頃からです。不動産投資について興味を持ち調べ始めました。住んでいる家を売るにしてもどれくらいの売値をつければいいのか、次はどこに住もうか、とかです。それに家を売った時の譲渡所得税のことや不動産売買の特例制度も気になってきました。
不動産を賃貸する考えもあります。賃貸事業では建物の減価償却の考え方があります。建物はすぐに価値がなくなるのではなく、耐用年数で少しずつ価値を目減りさせていきます。しかも収入から引ける必要経費扱いとなります。一方自宅は自己消費の考え方しかありません。給与収入から購入した建物の値段を生活に必要な経費として控除できればいいのにとずっと思っていました。
不動産投資は税金面の扱いが好きです。不動産収入は給与収入とは扱いが異なり自分で多くのコントロールができるからです。でも不動産業では「5棟10室」と言われるようにある程度の事業的規模すれば制度上控除額が多くなり有利となりますが特にこだわりを持とうとは思っていません。家族が住むのに良いうちと町を考えることを念頭に置いています
結局家族といっしょに自分が住むにはどうしたら良いか、いろいろなパターンを想定して準備をしているのがいいのかと思っています。
コメント